業務用エアコンの取付で初期費用を抑えるには

パソコンやコピー機同様、業務用エアコンにもリースがあります。業務用エアコンを借りると製品の代金だけでなく、取付費用もリース料に組み込むことが可能です。分割払いなので、月々の負担を低く抑えられます。サービスによっては期間中に消費税やリース料率が上がっても、契約終了まで開始時のままリース料が変わらないものもあります。

上場企業などを除いて、業務用エアコンのリース料は経費として処理できます。煩雑な償却計算や財務管理が不要で事務処理の手間が省け、銀行の借入枠も温存可能です。リース料には動産総合保険料が含まれているため、台風で室外機が被害を受けたり、何らかの事故で破損したりしても動産保険が適用されるので安心です。災害以外の故障が心配な場合は、修理保証付きの契約をしましょう。

契約内容にもよりますが、期間中の修理が何度でも無料で行えるものもあるので、暑い日や寒い日に突然故障しても対処できます。突然の出費もかかりません。業務用エアコンのリース期間は、一般的に4年から7年です。取付の費用がかからないと言っても、リースは途中解約ができずリース料の全額が損害額となります。

取付後に業務用エアコンをあまり使用しなかったり、廃業が決まったりしているような場合はリース契約をしない方が無難です。工事現場の仮設事務所や仮店舗などでの一時的な使用には、レンタル契約がよいでしょう。初期費用はかかりますが、短期間だけ借りられます。